借金地獄から抜け出す方法がない?人生をリセット出来ない!

こんにちは。

この記事を読んでいるという事は、貴方は今現在を借金地獄で苦しんでいると言う事ですよね?

私も昔、事情があってたくさんの借金を作ってしまい、毎日が地獄でした。

連日鳴り響く督促の電話、郵便受けに溜まった督促状、そして債権者の訪問。

これらは確実に債務者とその家族の精神を蝕んで行きます。

もちろん、借りたものを返さないのが悪いのは、言うまでもありません。

これは当たり前のことなのですが、この当たり前の事が出来なくなるのが借金地獄。

貴方もこの蟻地獄から逃れようと懸命にもがいているのですよね。

それでは、私の体験談を交えて、借金地獄から抜け出す方法を解説します。

多重債務で切羽詰まっている人には参考になるかと思いますので、是非最後まで読んで下さい。

目次

私の借金地獄体験談

私も過去に借金地獄で苦しんでいた時期がありました。

クレジットカード、カードローン、自動車ローン、合わせて500万円以上あったでしょうか。

何故そこまでになってしまったかは割愛しますが、電気・ガスを止められるなど日常茶飯事。

子供もいたのに、今思えば毎日どうやって食べていたのかが本当に不思議です。

当時はどんな状況だったのか、ちょっと思い出してみます。

そんなの良いから、早く借金地獄を抜け出す方法教えてくれ!

と仰る通場合は、こちらからジャンプ出来ますよ。

督促がハンパない

督促状

借金と言えば「督促」ですが、ノイローゼになりそうでした。

いえスミマセン。

返さなかった私が、もちろん悪いんですが。

■督促が凄い

  1. 督促状の嵐
  2. 自宅にほぼ毎日電話が来る
  3. 会社にも個人名で電話が来る
  4. 2人ペアで訪問してくる会社も
  5. 事務所に呼び出しを食らった事も

①〜③は、借金地獄に苦しんでる貴方であれば共感してくれるかと思いますが、④,⑤まで来ると結構ヤバいですよね。

訪問された時に居留守を決め込んだのですが、玄関先で「○○さーん!お支払いの件でお伺いしました!」って大声で叫ばれたもんで、慌てて出る羽目になっちゃいまして…。

なけなしの1万円札を渡して帰ってもらいましたよ。

とほほ…、勘弁して下さい○○○クレジットさん…

事務所に呼び出しを食らったのは2件ほどあるのですが、印象的な方をご紹介しておきます。

某クレジット会社の事務所にて

担当者「まだキャッシング枠残ってるカードはあるの?」

私「こっちのカードなら○○円くらい残ってます」

担当者「じゃあね、そのカードでキャッシングしてウチの残債払って

ウソみたいな本当の話。

割と有名なクレジット会社の○○○○○です。

留守電に延々と督促メッセージを録音されたりもしましたし、毎日これだと精神が疲弊しますよね…

毎月の生活ルーティン

当時、毎月の生活ルーティンはこんな感じでした。

■毎月の生活ルーティン

  • (給料日)昼休み、銀行で遅延しているクレカ(4社)の支払(振込)
  • (給料日)帰宅後、ATMでカードローンの支払(7社)、残枠ができた分だけまた借りる
  • カードローンで借りた僅かなお金と給料の残りで生活をする
  • お金が少なくなるとパチスロに行き増やそうと試みる

給料日時点で既に手持ちの現金がありません

かなりヤバい状況でした。

3日連続で乾麺のうどんを食べていたような記憶もありますし、自動車ローンとか家賃とか、いったいどうやって払っていたのか思い出せません。

クレジットカードのキャッシング枠も全て使い切っていたはずなので、そこから払っていたのかも。

そういえば当時、某カードって口座引落日になるとキャッシング利用可能残高が100%復活したんですよ。

つまり、こういう事です。

カードのキャッシング枠を20万円と仮定しましょう。

■20万円のキャッシング枠(利用可能残高20万円)

  1. 1月末日に20万円キャッシング(利用可能残高0円)
  2. 2月の支払日に残高不足で口座引落不可(利用可能残高20万円)
  3. 支払日に引落分のお金が足りなくても、復活したキャッシング分で賄える

そうです。

②の、支払日に残高不足で口座から引落出来なくてもキャッシング可能残高が100%復活していたので。それを利用して「自転車操業」していたんですね。

令和の今ではもう通用しないでしょうね。

「紹介屋」に騙されかけた話

もうお金を借りれる所がどこも無くて、どうしようかと思っていた時のこと。

折り込みチラシか何かで、以下のような文面を見つけました。

■見つけた怪しい文面

  • どんな方でも融資可能
  • 一度お電話下さい

当時の私は、コンビニで売ってるようなアングラ本を色々読んでいたので、

あー、きっとこれ紹介屋かな…

とは思ったのですが、藁をもすがるような思いで電話してみました(心臓バクバクでしたが)。

しかも、出張中の休み時間に(笑)

電話口に出たのは、意外でしたが「おばさん」でした。

個人情報(生年月日、勤務先、現在の借入状況親兄弟の住所)を電話口で聞かれました。

借入状況はともかく、親兄弟の住所はヤバいな

そう思った私は、借入状況も全ては申告せず、親兄弟の住所も適当に答えておきました。

するとおばさん。

審査するので、1時間後にまた電話して下さいね

もうこの時点で、ほぼ紹介屋確定ではあったのですが、念のため1時間待ってみる事に。

そして1時間後、再び電話してみました。

また、おばさんが電話口に出ました。

「××駅前の○○信販で50万円の融資が出来るよう手配しました。

手数料が3割必要ですので融資が下りたら、こちらに振り込んで下さい」

審査と言いつつ、なんで他所の信販会社で金借りてくれって話になるんだよ(笑)

○○信販(今はもう無い)は、当時クレカ持っていたが既に停止されていて、融資など下りるはずがない。

それに加えて手数料3割など、紹介屋以外の何物でもない。

これはガン無視しよう。

怪しげな金融広告に関わっちゃいけませんね。

ギャンブルで何とかしようと考える

手持ちの現金が減ってくると、生活費や月末の支払が足りなくなるため、今ある現金をどうにかして増やそうという発想に至ります。

そう、ギャンブルです。

私の場合はパチンコ・パチスロでした。

借金した経験からですが、手持ちのお金が減ったからと言ってギャンブルで増やそうなどと考えない方が良いです。

10万円近く勝って支払いに回せる時も、たまにはありましたが、大抵は負けます

何故でしょう?

貴方も経験ないですか?

大体こんな理由ですよね?

■ギャンブルで負ける理由

  1. マイナスを取り戻そうとして熱くなる
  2. 運良くマイナスを取り戻せたら、プラスに転じようとして熱くなる
  3. プラスになったら、次もプラスになると思うから辞められない
  4. 多少プラスになったところで支払に回せない

パチンコ屋で軍資金が底を突いて、カードローンやキャッシングのお世話になった事数知れず。

どうしようもないクズでした。

そんなクズが、どうやって借金地獄から脱出して、今現在まっとうな人生を歩んでいるのでしょうか?

どうやって借金地獄から抜け出す事が出来たのか

借金地獄から抜け出した

自転車操業もいつかは限界が来ます。

先述のキャッシング自転車操業も使えなくなりカードローンで借りて返す作戦も既に限界

クレジットカードの何枚かは既に利用停止されており、生活すらままならなくなっていました。

幸い、まだ電話(※1)は繋がっていたので(※2)、ネットで借金解決方法を検索。

そうすると、弁護士会の債務相談がある事を知りました。

相談料は30分5,000円(当時)

当時の私には痛い出費です。

結構悩んだのですが(弁護士に相談するということ自体にハードルがあった)、この道しかないと決意。

弁護士会に電話(※3)をして、債務相談の予約をしました。

期待と不安が入り交じっていましたが、結果、この日から私と家族の人生は大きく変わり始めたのです。

■私が借金地獄から抜け出すまで

  1. 弁護士会へ予約の電話
  2. いざ、弁護士会へ
  3. 当番弁護士との面談1
  4. 弁護士会へ再予約の電話
  5. 当番弁護士との面談2
  6. 弁護士事務所へ行き任意整理手続き開始
  1. 電話の権利も担保にしてお金を30万円程度借りていた
  2. 当時ネットはダイアルアップ=モデムという機械を介して電話回線で繋いでいた
  3. 当時はネット相談やネット予約はなかった

借金地獄から抜け出すまでのステップ

抜け出すまでのステップ
STEP
弁護士会へ予約の電話

ドキドキしながら弁護士会へ電話をしました。

「債務整理の相談」である事を告げると、事前予約制(たぶん今も)とのこと。

平日しかやってなかったので、会社を抜け出せそうな日時を予約しました。

STEP
いざ、弁護士会へ

予約当日まで督促と生活苦に悩まされますが、どうにかその日を迎えました。

緊張しながら弁護士会のあるビルへ向かいます。

到着して中に入ると、意外な事に大勢の人がいます。

どうやら皆さん債務整理の相談者のようです。

こんなに沢山、借金苦の方がいたんですね…。

皆さんを集めて、事前に説明がありました。

弁護士会の人

これから弁護士さんが30分債務相談を行ないます。相談料は5,000円です。

それを聞いていた1人のおばさん

その5,000円は、今日払わないとダメなのでしょうか…?

(ああ、このおばさんは相談料すら無いんだな…)

私は相談料が払えるだけ、まだマシなんだと思いました。

STEP
当番弁護士との面談1

相談料5,000円を払い、当番弁護士のいる部屋に通されました。

なんか機嫌の悪そうなおじさんが座ってます。

弁護士

アナタは、どうしてこんな状況になったの

えと…、何から説明したら良いでしょう

弁護士

弁護士としてもね、どういう事情でどんな過程で借金作って多重債務に陥っているか分からないと対処のしようがないから

(えええ、全部ひっくるめての債務相談じゃないんか?)
いや、それを今詳細に説明しろと言われましても…

弁護士

じゃあ、次回までの宿題にしておくから、まとめておいてね
今日はこれで終わりね

あ、えと…わかりました
ありがとうございました…

何コレ????
え?絶対やる気ないでしょ?

この間わずか5分

失意のまま帰路に着いたのは、言うまでもありません。

STEP
弁護士会へ再予約の電話

はっきり言って5,000円ドブに捨てたと思いました。

ですが、解決の道は弁護士しかないと思い、改めて弁護士会へ債務相談の予約をします。

2回目なので、「宿題をもらったので、思い出せる範囲で整理した」と言うようなことを電話で伝えました。

STEP
当番弁護士との面談2

2回目の弁護士会訪問。

また5,000円取られるかと心配していましたが、取られる事はありませんでした。

当番弁護士は前回とは違う優しそうな方でほっとします。

(この方は名刺をくれた。前回の人は名刺すらくれなかった)

弁護士

今日はよろしくお願いいたします。
あ、2回目なんですね。
前回の先生が宿題を出されたとか?

なんか、経緯がわからんからまとめて来いって言われました。
でも、正直良くわからないんです。

弁護士

前回は…あ、○○先生なんですね。
ところで、今督促とか酷い感じですか?

はい、もう連日大変です。
怯えて暮らしてます。

弁護士

じゃあ、すぐ(債務整理を)やりましょう!
今日、私の事務所へ来れますか?

あ、はい、行けます
(希望が…)

弁護士

では…そうですね…○時にこの名刺の住所に来て下さい。
その時にカード類持ってこれます?

あ、はい、大丈夫です。

弁護士

それでは後ほど、お待ちしております。

早い!前回の弁護士、なんだったんだ???

STEP
弁護士事務所へ行き任意整理手続き開始

一度帰宅し、クレジットカード類を全て揃え、弁護士事務所の住所を確認。

指定された時間に弁護士事務所へ行くと、先ほどの弁護士がスタンバイしていました。

「自己破産」と「任意整理」、どちらが良いか聞かれましたが、「任意整理」を選びます。

弁護士

カード類はこれで全部ですね。
では、債務整理する会社を全て書いて下さい。

はい、わかりました。

弁護士

(記載したカードローンの会社見ながら)
あー、○○○はちょっと難航するかもです。
アソコはちょっと有名なんですよねー

お、なんか百戦錬磨ぽいなぁ

弁護士

今日直ぐに「受任通知」を債権者宛に送付します。
少々タイムラグがあると思うので、しばらくは債権者から電話や督促状があるかも知れません。
もし電話が来ても「○○弁護士に一任した」と伝えて下さい。
事務所の電話番号を教えても構いません。
これで気持ち的にかなり楽になりますよ

本当ですか!
ありがとうございますぅぅぅ

弁護士

ちなみに弁護士費用なのですが、当然お金ありませんよね?

はい…
ありません…

弁護士

そうですねぇ、我々としても4年以内で回収したいと考えているのですが。
まずは債務整理のことを考えましょう。
各債権者との交渉はこれからになりますが、概算で13万円×4年を払い続ける事になります。
4年以上は債権者さんも待ってくれません
大丈夫でしょうか?

13万円…
4年間…
でも、やるしかないんですよね
わかりました。

弁護士

それでは、私さんの専用口座(名義人:私 代理人 弁護士名)を後ほど作りますので、そこに毎月13万円を振り込んで下さい。
こちらで各債権者へ振り分けて振り込みます。
(※振込手数料も込みらしい)

なるほど、わかりました。
よろしくお願いいたします。

この後、何箇所か督促の電話があったが、「○○弁護士に一任した」と伝えるとウソのようにおとなしくなった

凄いな弁護士。

こうして、私は悪夢のような借金地獄から逃れる事が出来たのです。

その後、13万円を延々と4年間払い続けたことは言うまでもないが。

(※結局、この13万円×4年間の支払いで弁護士費用も賄えた)

借金地獄から抜け出す方法

借金地獄から抜け出す

それでは、借金地獄から抜け出すための具体的な方法4つをご紹介します。

この中に、必ず貴方に合った解決方法があるはずです。

■借金地獄から抜け出す方法

  1. 法テラスの無料相談
  2. 弁護士会の法律相談
  3. 弁護士に債務整理を依頼する
  4. 司法書士に債務整理を依頼する

法テラスの無料相談

日本全国にある「法テラス」の無料相談を利用する方法です。

法テラスは国が設置した法的トラブル解決の総合案内所です。

弁護士・司法書士を紹介するところ、というイメージでしょうか。

■法テラスで債務整理をするメリット/デメリット

メリットデメリット
相談無料

弁護士費用立替制度あり

費用の分割払いが可能

直接弁護士に依頼するよりも安い
債務整理開始まで時間がかかる
担当弁護士を選べない
債務整理に強い弁護士が担当するとは限らない

弁護士費用立替制度や費用の分割払い制度があり、金銭面では債務者に寄り添っています

ですが、法テラスの最大のデメリットとして「債務整理まで、とにかく時間がかかる」というのがあります。

平均的には2週間程度と言われています。

どうやら、いろいろな手続き・審査があるようなのですが、今日今すぐにでも債務整理を始めて欲しい貴方にとっては、ちょっと辛い日数ですよね。

\ 債務整理のプロに無料相談してみよう/

弁護士会の法律相談

日本全国にある「弁護士会」の法律相談を利用する方法です。

私が過去に利用した方法になります。

昔は30分5,000円の相談料が必要でしたが、現在は30分無料で相談可能なようです。

■弁護士会で債務整理をするメリット/デメリット

メリットデメリット
相談無料

法テラスと繋がりがある
担当弁護士を選べない
弁護士会だから債務整理に強いとは限らない

債務整理までの時間は運次第
弁護士費用の支払方法は担当弁護士次第

私の経験上、弁護士会の当番弁護士が全て債務整理に前向きとは言えないようです。

無料の法律相談に行ったは良いが、やる気の無い弁護士に当たってしまえば、当時の私のように失意のまま帰宅する羽目になりますしね。

\ 債務整理のプロに無料相談してみよう/

弁護士に債務整理を依頼する

直接弁護士に債務整理を依頼する。

これが最速で借金地獄から抜け出す方法だと思います。

弁護士が受任通知を債権者に送付してしまえば、貴方に督促の電話は一切来なくなりますから。

■弁護士に債務整理をするメリット

メリットデメリット
相談無料
最速で借金地獄から逃れられる
法テラス経由より弁護士費用が高くなる

弁護士費用の支払方法は弁護士事務所次第

\ 債務整理のプロに無料相談してみよう/

司法書士に債務整理を依頼する

ご存知かもですが、司法書士にも債務整理を依頼する事が出来ます

弁護士と比較して費用が安いので、利用を検討してみるのも良いかも知れません。

■司法書士に債務整理を依頼するメリット/デメリット

メリットデメリット
相談無料
弁護士と比較して費用が安い
自己破産、個人再生の代理人になれない
債務整理に弱い司法書士もいる

任意整理は個別の債権が140万円以内

\ 司法書士も相談は無料 /

借金地獄から抜け出す方法のまとめ

借金地獄から抜け出す方法を4つ紹介してきました。

ベストな方法はコレ、というのは無いかも知れませんが、私は以下の方法をお勧めします。

■借金地獄から抜け出すお勧めの方法

  1. 信頼できそうな弁護士・司法書士の無料相談を利用
  2. 相談した弁護士・司法書士が「法テラス」に所属しているかを確認
  3. 「法テラス」に所属している場合:「”民事法律扶助”を利用したいが、審査中に受任通知を出して貰える可能性はあるのか」を尋ねる
  4. 「法テラス」に所属していない場合:弁護士費用は分割払いが可能かどうかを確認する
  5. 弁護士、司法書士と債務整理の方法を相談し、債務整理開始

借金地獄から抜け出すのに大事な事、それはまず「受任通知」を出してもらって督促を止める事です。

精神の安定を取り戻さないと人生のリセットなど出来ません。

まずは相談してください。

相談は無料ですから遠慮することはありませんよ。

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「破産者マップ」に気をつけて!

貴方がもし「自己破産」を検討しているのでしたら、「破産者マップ」の存在には注意して下さいね。

昔であれば自己破産のデメリットと言えば「官報に載る」程度の認識だったのです。

でも、今まではそれすらデメリットではなかったのですね。

毎日発行されている官報なんて、わざわざ見る人いないですから。

ところが、令和になって事情が変わりました。

官報の破産者情報をデータベース化し、GoogleMapに関連付けした人物が現れたのです。

ご近所さんや友人、同僚など、住所と氏名が判れば、破産者かどうか地図上から直ぐに判明してしまいます

これはちょっと嫌ですね。

しかも、ピン(目印)を削除するために

ピンの内容を削除して欲しければ6万円分のビットコインを支払え

ピンごと削除して欲しければ12万円分のビットコインを支払え

と書いてあります。

うわああ、破産者から更にお金をむしり取ろうと言うんですか…

うかつに自己破産もできやしませんね、これじゃ…。

個人情報保護委員会が「適切に対処したい」とのコメントを発表しているようですが、先行きは不明です。

知人が「破産者マップ」の存在を知らないとも限りませんので、自己破産を検討の場合はご注意下さいね。

「国が認めた借金救済制度」とは?

ここ最近多くの広告で目にする「国が認めた借金救済措置」について説明します。

借金に苦しんでいる方からすれば、いかにも「国」が借金を減額またはチャラにしてくれそうな制度があるように錯覚しますが、法律上そんな制度は存在しません。

(あるとすれば、先述の「自己破産(免責許可)」くらいでしょうか)

広告の内容を見ると、要は私が過去に行なった「任意整理」のことを差していると思われます。

「国が認めた」とは紛らわしい表現ですが、「国が関わっていない」という意味だと間違いではないのかも知れません。

詐欺ではありませんが、あまり「国」を前面に出して欲しくないものですね。

借金減額シミュレータとは?

借金減額シミュレータ

これもネットで良く見ますが、現在の借入額を入力すると借金が幾ら減額できそうかシミュレーションしてくれるというものですね。

素晴らしい機能じゃないですか。

ですが、ちょっと考えてみて下さい。

そもそも「元金」がいくらで、「何社から借入」していて、「分割何回」なのか、「リボ払い」なのか、「金利が何%」なのか等、条件が全くわからないのに減額もへったくれもありませんよね?

減額が可能かどうかは、弁護士や司法書士が業者と交渉して初めて分かる事です。

この減額シミュレータ。

その場でいくら減額されるかシミュレーションされる訳ではなく、後で弁護士法人から電話が来る仕組みのようです。

これも詐欺ではないのでしょうが、ちょっとねぇ…

最後に

貴方が昔の私のように、一刻を争うような状況であれば直ぐにでも無料相談を受けて下さい

弁護士や司法書士が間に入る事によって、債権者からの執拗な取り立ては止まります。

もし「闇金」でお金を借りてしまった場合でも、闇金に強い弁護士さんがいます。

行動することによって人生は変わります。

私がそうでしたから。

今回は、私の体験談をご紹介させていただきました。

少しでも貴方のお役に立てたなら幸いです。

\ 債務整理のプロに無料相談してみよう/

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